「エビデンスシステム構築めざす」平井科学技術担当相

摘要

運営費交付金などの安定的な資金と、競争的資金のバランスはいかにあるべきかヽそしてそのバランスは研究力とどうつながつているのか。こうした基本的な問題をエビデンスに基づいて議論するため、内閣府は5日、研究力の分析に資するデータ標準化の推進に関するガイドラインを公表した。今後、ガイドラインの周知を図り、夏以降、国立大学、研究開発法人などから、2018年度の予算執行データなどを収集する。平井卓也科学技術政策担当大臣は「19年度から、主要な国立大学などをメンバーとするコンソーシアム形成し、どのようなデータを収集すべきかなどを議論してきた。関係機関との緊密な連携のもとでエビデンスシステムを構築していきたい」という。