買い替え意向低下、期間長期化格安通信事業者の利用減少

摘要

(一社）情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)は「2019年度モバイル通信端末の利用実態調査」の結果を報告書としてまとめ、公表した。今回の調査結果では、スマホの利用が60代までの全世代に普及したことから、1台目として利用する人の割合の伸びが鈍化した。買い替え意向は前年度より25まポイント減少して約41%となり、買い替え期間は前年度よりもさらに4カ月伸びて3年近くと、一段と長期化してきていることが分かった。順調な伸びが見込まれていたMNOのサブブランド（Y!nwbile、UQ mobile)とMVNOを合わせた格安通信事業者契約数もヽ前年度から減少した。