除染現場最大の課題は情報発信とリスクコミュニケーション: 第2回環境放射能除染研究発表会に800名が集結

摘要

環境放射能除染学会(会長；不破敬一郎東京大学名誉教授)主催の第2回環境放射能除染研究発表会が6月5～7日，東京都内のタワーホール船堀で開かれました。初日と2日目は「研究発表会」と「ポスターセッション(87件)」「企業展示(28社)」を開催。3日目は環境省主催の「国際シンポジウム」が開かれました。研究発表会には延べ600名，国際シンポには200名が参加しました。研究発表会では招待講演として，福島環境再生事務所長である大村卓環境省参事官，日本原子力研究開発機構(JAEA)の石田順一郎福島環境安全センター長が，それぞれ除染現場の最前線で取り組んでいる現況と課題等について報告し，注目を集めました。