中国国家環境分析センターにダイオキシン類生物検定法共同実験室を設立

摘要

去る7月20日，（株)日吉は北京巿朝陽区にある中国国家環境分析測定センター（中国名：国家環境分析測試中心）において，ダイオキシン類生物検定ケイラックス法(CALUX Assay)の公定法化に向けた共同実験室を設立し，オーブニングセレモニーと検証•普及のための技術セミナーを開催した。中国ではストックホルム条約批准を契機にダイオキシン類等残留性有機汚染物質(POPs)対策が大きな課題となっている。2004年の中国国内におけるダイォキシン排出量は約10,000gで，同年日本の排出量の約30倍に上る。