音響•振動による掃流砂と土砂移動観測に関する国際ワークショップ

摘要

2013年9月4日〜7日にかけてスイス北部のチューリッヒ近郊のBirmensdorfのSwiss Federal Institute for Forest, Snow and Landscape Research WSL (以下，WSLとする）において，標記の国際ワークショップ(International workshop of acoustic ana seismic monitoring of bedload and mass movements)が開催された。ワークショップは9月4〜5日の2日間が口頭発表，6〜7日の2日間がWSLの研究フィールドを視察するという構成であった。本ワークショップはWSLのDieter Rickenmann 博士， Jens M. Turowski博士，ィスラエルBen-Gurion大学のJohnathan B. Laronne教授，スペインLleida大学の Damia Vericat博士が中心となり，この分野の研究者に呼びかけて開催されたもので，口頭発表が約20件，ポスター発表が約20件，ワークショップ全体では約50名が参加した。日本からは招待発表者である水山高久教授(京都大学)，堤大三准教授（京都大学防災研）をはじめ，民間コンサルタント等を含めて11名が発表を行った。