野積海岸希少植物の保護育成活勖: ハマボウフゥ育成会の活動状況について

摘要

新潟県南北330kmのほぼ中心に位置し、東に弥彦山.国上山山系、西は佐渡を望む日本海と自然豊かな地域(佐渡弥彦国定公園内）です。歴史的にも古く、「古事記」にも登場する越後一ノ宮の弥彦神社御祭神（天香具山命）が上陸した地としても知られています。大正13年に越後平野を洪水から守るため、信濃川大河津分水路（人口の川）が完成、以来河口南北に土砂が堆積し（約100年をかけ広大な砂丘地）、海岸が長い所では約800m以上沖へ伸びました。（小さい頃、大人からは浜が伸びて、いずれ佐渡とくっつくよと聞かされた）しかし、土地が拡張すると同時に砂嵐との戦い飛び砂との戦いが始まりました。野積文化同人誌第2号（昭和23年5月）で当時の由井勲青年が砂丘の砂との「戦い」を切実に文集で残しております。現在では定期的に飛び砂防止用防風林の植林が行われております。現在は平成令和の世紀の大事業川幅の拡張工事が進行中です。