鉄道写真は素敵だ '真島満秀の世界展' 第11回 「根室本線-武佐～別保」

摘要

鉄道写真家は当然、鉄道のある風景を撮影するために線路端を彷徨っている。その過程において、鉄道に関係ない絶景に出会うことが多々ある。しかし不思議なもので、私も含め多くの写真家はシャッターを切らないという人が多い。それはなぜか…。それは鉄道写真家の意地のようなものであると私は感じる。鉄道が関わっていないから撮らないのではなく、その絶景に何とかして鉄道を絡めようとする気持ちになるからだ。すぐにその絶景を撮影するのではなく、何とかして近くに鉄道を探そうとするのである。