柿（次郎柿）

摘要

柿は、カキ科に属する落葉香木で、原産地は東洋（日本・中国・韓国）です。柿の栽培の歴史は定かではありませんが、日本の気候・風土に適応した果樹です。日本の自生種が原産とも、奈良期に中国から伝えられたとも言われています。安永4年（1775）に日本を訪れたスエーデンの植物学者・ツーンベリーが興味を抱き「デイオスピロス・カキ」という学名を付けます。