デジタル列車無線(6): 公民鉄道デジタル方式列車無線(その1)

摘要

列車無線は昭和41年(1966)に司令所と特急列車13編成との間で導入が開始され、昭和48年(1973)に全列車との交信を可能にしたシステムが完成、その後平成5年(1993)に経年更新と全線のアンテナをLCX(漏洩同軸ケーブル)化し通話品質の向上を図った第2世代にて運用していた。今回は、第2世代導入以来18年が経過し、部品の劣化や故障が発生し通話品質に支障が発生し始めたため、地上局、列車搭載の車上局など更新を必要としていた。