設計業務を支援する内線設備管理台帳の構築

摘要

当社では、内線設備の管理は、膨大な量の過去の工事竣工図面や工事写真などを紙ベースで管理しており、設備数·配置·機器構成を一覧できる書類などがない状況である。そのため、若手設計員が設計業務を行う際には、膨大な資料を探すところからスタートしており、最後はベテラン設計員の助けを仰いで、過去に施工した工事の竣工図書を参照して机上検討を行っているのが現状である。 今回、汎用ソフトを使用して、誰でも簡単に設備の状況を把握できる内線設備管理台帳を新たに構築することで、設計業務の効率化を図った。