送着電施設補助ボンド(CZ-KW)の開発

摘要

日々の保全検査において、レールボンド·送着電施設などの検査を定期的に行い未然に脱落しそうな箇所は取替を行うなどの保全を行っているが、最近、送着電施設の脱落による輸送障害が発生している。その対策として補助ボンド(ヒゲ)を取付けて3重化し保安装置故障を未然に防げるよう努めている。しかし、依然として脱落事故が発生しているのが現状である。また、送着電施設の取付位置や3重化の方法についてもJR九州の担当箇所により施工方法が異なっているため、どのような現場でも簡単に施工.取替が可能である【CZ-KW】を考案した。