JR東日本における変電所の感電事故防止

摘要

東日本旅客鉄道(株では334カ所の運転用変電所を保守しており、安定した電力を供給する為、日々メンテナンス•設備更新•改良工事を行っている。保守間合い時間の確保が困難な設備でも安全で効率的な保全が要求されるが、全停電が難しい場合などは加圧部が近接する設備での作業が必要となり、不注意による事故防止が重要になっている。そこで今回は、当社変電所での、過去の事例から考えられる現状の課題と、感電事故防止対策について紹介する。