コンテンツ、1.2％減（11年度） 映像系が微減、音声系は微増 「情報通信白書13年版」から

摘要

総務省の「情報通信白書13年版」によると、日本の11年度コンテンツ市場規模は11兆1600億円で前年より1.2％減った。映像系は微減、音声系は微増、新聞•雑誌などテキスト系は減となった。コンテンツのソフト別構成比は、映像系が5兆5026億円で全体の50％、4兆8143億円のテキスト系が40％強、8431億円の音声系は10％弱。コンテンツ市場の半分を占める映像系ソフトでは、地上波テレビ番組がほぼ半分の2兆8094億円で前年より308億円減った。衛星•CATV放送は好調な有料衛星放送の契約増などを反映して8725億円規模になり、前年を4.8％上回った。ゲームソフトは7304億円（前年7406億円）、映画ソフトは6252億円（同6931億円）で、ともに前年を下回った。