DCAJが「デジタルコンテンッ白書2012」発刊 11年のコンテンツ市場規模12兆460億円 震災以降の回復早く前年比98.8%の微減

摘要

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は1日、「デジタルコンテンツ白書2012」(監修=経済産業省 商務情報政策局)を発刊した。同書によると、日本国内における2011年コンテンツ産業の市場規模は12兆460億円で前年比98.8%と微減にとどまった。東日本大震災や欧州の信用不安などの影響を受けたものの、震災以降の回復が予想よりも早かったことが反映されたようだ。このうち、デジタルコンテンツの市場規模は7兆6444億円(同109.0%)となり、コンテンツ市場の63.5%を占めるまでに成長。地デジ化とスマートフォンの急速な普及が、さまざまなコンテンツに影響を及ぼした年といえる。