「構築済み」13社、「構築中」は15社

摘要

11年3月に発生した東日本大震災や11年秋のタイ洪水発生などに伴ろサプライチエン寸断の経験を踏まえ「事業継続マネジメント(BCM)」構築の必要性が指摘されている。BCMは、企業が自然災害や火災、停電、事故などで重大な被害に見舞われた際でも、重要な業務が停止することを防止、あるいは早期の復旧を実現するための管理プロセスを指す。このため、継続的な業務活動を推進していくためのリスク管理対策として、民間企業でも重要な事業を継続するための必要事項を盛り込んだプランである「BCP (事業継続計画)」を構築する企業が近年、増加している。