熱交換器用アルミ押出チューブの現地法人 三菱アルミニウムが印に設立

摘要

三菱アルミニウムは、インドグジャラート州アーメダバード市近郊において、熱交換器用アルミニウム押出チュープ(押出多穴管)の製造•販売を目的とした現地法人を設立し、15年春頃から操業を開始する。総投資額は約17億円。同社グループは同事業で、グローバルに製品供給を行うことを目的として、現在までに米国、タイ国バンコク市郊外、中国江蘇省に製造•販売拠点を設置し、日本を含め4極体制で事業展開を行っている。既に、14年後半に米国およびタイにおいて、それぞれ押出プレスの増設を行うことにしており、今後さらに成長することが期待されるインドに生産•販売拠点を新設することで、同事業分野における競争力をより一層高めていく。インドに設立する新会社は、資本金が8億ルピー。当初に従業員数は約80人。生産能力は年間約2700トン。19年度に約20億円の売上げを計画している。