13年3月期連結日本電産、3.9%増収

摘要

日本電産が23日発表した13年3月期通期連結決算(米国基準)は、売上高が前年比3.9%増の7092億7千万円、営業利益は同75.9%減の176億2700万円、継続事業税引前当期純利益は同81.1%減の134億2700万円、当期純利益は同80.4%減の79億9800万円だった。永守重信社長は「グループ会社の主要3事業であるPC、カメラ特にDSC、液晶関連のマーケット変動があった。生産キャパの縮小やビジネスポートフオリオの転換など、グループ挙げて国内外で大幅な収益構造改革を行った。最適地生産など、今回で収益構造改革はやり切った。キャッシュアウトがなかった上に、かってない1100億円を超える営業キャッシュフローとなった。ポートフオリオ転換は収益面からは30%、打つべき手は70%終わった」と説明した。