キヤノンがファー厶ウエアとアプリケーションを紹介 シネマカメラの性能向上

摘要

【ラスベガス(米ネバダ州)=呉特派員】キヤノン(コミットする)をテーマに11年11月以降発表してきたカメラ「CINEMA EOS SYSTEM」シリーズの性能を向上させる各種ファームウエアおよび隱アプリケーションをNABで紹介した。同システムを効率的に利用することで、顧客が高画質以外にも付加価値を加えることが可能な点をァピールした。各コーナーでは製品だけではなく、アプリケーシヨンを一緒に展示することで、コンテンツをいかに効率的に完成させるかのヮークフローが紹介された。CINEMA EOS SYSTEMのカメラ5機種(EOS C500/C500PL、EOS C300/C300PL、EOs C100)は画面の拡大表示位置の移動により、広範なピント合わせの確認を実現。特に、EOS C500/C500PLは、4K映像のRAWデータを現像するアプリケーション「シネマRAWデべロップメント」のパージョン改善により、「AMPAS(映画科学技術アカデミー)」が提唱する色彩管理の規格「ACES(アカデミー色符号仕様)」に対応。色特性の異なる複数のカメラで撮影した映像でも、統一された色空間でのーカラー管理が可能となる。EOS C300/C3OOPLは、EOS C100に搭載されている「PUSH AUTO IRIS」と「ONE-SHOT AF」の機能と、1440×1080の録画モードが追加され、ワンタッチで自動的にアイリスとピント合わせの調節が可能になる。また、業務用HDビデオカメラの「XA25」「XA20」の2機種(6月中旬発売)の新製品も紹介した。