新製品が好調なコニカミノルタBS 和田幹二社長に13年度取組みを聞く 'お客様中心主義'加速 新組織立ち上げ提案力を強化

摘要

コニカミノルタビジネスソリューションズの12年度は、第2四半期(12年7-9月)から投入した新製品が好調に推移、台数べースで業界の伸びを大きく上回る前年比16%増で推移(12年4-13年12月)している。景気回復の期待感が高まるものの、足元の市場環境は決して楽観できない。和田幹二社長は「13年度は課題のアカウントマネジメントに徹底して取り組む」と語る。12年度の業績状況をどうみていますか。12年度増収増益へ和田社長MFP(複合機)の販売は、第1四半期(12年4-6月)には苦戦したが、第2四半期に投入した新製品が好調に推移した。第3四半期までの4-12月のMFPの販売台数は、業界の前年同期比165%に対し、当社は116%と大きく伸長した。12年度の業績は初の1千億円乗せを実現、増収増益の見通しだ。