大企業景況感、最高 消費増稅の駆け込み需要で

摘要

財務省と内閣府が12日発表した1-3月期の法人企業景気予測調査によると、大企業全産業の景況判断指数はプラス12.7と、調查を開始した04年4-6月期以降で最高になった。プラスは5.四半期連続。分野別で見ると、4月の消費税増税をにらんだ駆け込み需要で、自動車関連の生産機械や部品の伸びが目立った。景況判断指数は、自社の現在の景況が前期に比べ「上昇した」と回答した企業の割合から、「下降した」と答えた割合を差し引いたもの。2月15日時点で調査した。中小企業全產業はプラス0.1と、調査開始以来初のプラスとなった。中堅企業全產業けプラス8.5。