ヤマダ、白モノ好調で2桁増収 営業益60%減

摘要

ヤマダ電機の14年3月期第3四半期(13年4-12月)連結決算では、エコポイント制度や地デジ放送移行後の反動減により映像関連で伸び悩みがあったが、高機能機を中心に白モノが好調だった。この結果、売上高は前年同期比10.3%増の1兆3583億円と2桁増収。13年3月期第4四半期からべスト電器を連結対象にした。しかし、収益面では販売管理費の高騰などが営業利益に影響し60.1%減の138億4800万円、経常利益も賃資費用など営業外費用が倍増以上となり39%減の263億8200万円だった。中国など海外事業での一部撤退などもあり、141億7千万円の特別損失を計上した結果、純利益は78.3%減の63億6200万円。事業展開では店頭でのインターネット価格対応、ネット注文の即日お届けサービス、ハウス関連でもリフォーム市場を開拓した。