10-12月 台湾UMC、売上げ7%増

摘要

台湾のフアウンドリ(半導体受託生産)大手、UMC(聯華電子)の13年10-12月(第4四半期)決算は、通信や民生電子分野の旺盛な需要に支えられ、売上げは前年同期比7%増の307億1900万台湾ドル(約1077億円)となった。純利益は同1%増の7億4900万台湾ドル(約26億円)。前期比べースでは売上げ8%減、純利益78%減と落ち込んだ。ウエハー出荷数は8インチ換算で123万6千枚、前年同期比16%増加した。設備稼働率は79%。市場分野別の売上げ構成比は、通信が49%で最大。次いで民生電子31%、コンピュータ15%、その他5%。通信向けは1年前より2ポイント拡大したが、前期と比ベるとスマホなどワイヤレス機器の需要軟調を受け3ポイント縮小した。