日特エンジニアリング 取引先と提携での開発加速 JCCE/ナカリキッドコントロール 相互の得意技術組み合わせ

摘要

日特エンジニアリングは、取引先企業との業務提携による製造設備の開発を加速している。同社と取引先相互の得意技術を組み合わせて、生産自動化のための装置を開発・販売する。同社は、モーターをはじめトランス、スピーカボイスコイル、センサーなど多様な分野で使われるコイル自動巻き線機メーカー。近藤進茂社長は「当社は優れたメーカーとのオープン・イノべーションをコンセプトとするアプリケーション事業を強化している。日本の製造業が生き残るには、大量生産ではなく、日本人独特のキメ細かな感性を生かした特徴あるモノづくりが必要」と述べる。同社は、生産ラインを自動化するプラットフォーム「LITs(リッツ)」を既に開発している。同プラットフォームに電子部品、ICカード、マイクロスピlカ、電池、モーターなどの組み立て工程を載せることで生産ラインの自動化ができる。業務提携は同プラットフォームの用途開発が主な目的になる。