ダイヘン ワイヤレス給電用測定器を開発 伝送経路の電力·電圧などリアルタイム観測

摘要

ダイヘン(大阪市淀川区)は、ワイヤレス給電用負荷インピーダンス測定器「ViPhi(ヴィーファイ)アナライザ」を開発、受注を開始した。測定器1台に伝送線路上の電圧、電流信号を検出するセンサー「ViPhiヘッド」を最大8個接続できる。本体価格300万円(13·56メガヘルツで校正済みのセンサーへッド、測定器とセンサーを接続する同軸ケーブルを標準付属)。受注から約3カ月で納入できる。ワイヤレス給電用の13·56メガヘルツ高周波電源システムに続き、測定器を開発した。業界で初めて、キロワットクラスの高出力ワイヤレス給電中に変化する周波数に追従して伝送経路の電力、電圧、電流、インピーダンスの高精度、リアルタイム観測を実現する。