国内セキュアコンテンツ/脅威管理製品市場 13年、15%増1630億円

摘要

IDC Japanが発表した13年の国内セキュアコンテンツ/脅威管理製品市場規模は、前年比15.2%増の1630億円となった。巧妙化する標的型サイバー攻撃による被害が出ている中、企業でのセキュリティ対策需要が高まり2桁成長したとしている。この市場におけるエンドポイントセキュリティ市場は、コンシューマ市場が同16.9%増の528億円、企業向け市場が同15.4%増の394億円となり、市場全体では同16.2%増の922億円だった。コンシューマ向け製品、企業向け製品ともに、ウインドウズXPのサポート終了に伴うパソコンの買い替え需要が高まり、セキュリティ製品の需要が拡大。企業向けでは、サーバーの仮想化環境に対応したセキュリティ製品への需要が拡大した。