街全体とHEMSつなぎ地域エネルギー一元管理千葉県柏巿で来月から段階的に運用

摘要

日立製作所、シャープ、三井不動産、日建設計の4社はこのほど、柏の葉スマートシティ(千葉県柏市)の街全体と、住戸内のエネルギーを管理するシステムを開発し5月中旬から段階的に運用を始めると発表した。新たに開発し、運用を始めるのは街全体のエネルギーを運用、監視、制御するシステム「柏の葉AEMS(エリアエネルギー管理システム)」と、住戸内のエネルギーを管理する「柏の葉HEMS(家庭内エネルギー管理システム)」。「柏の葉AEMS」は日立と三井不動産、日建設計が共同で開発したもので、エリア」帯に分散するオフィスや商業施設、ホテル、住宅などの各施設と、太陽光発電や蓄電池=用語解説参照=などの電源設備をネットワークでつなぎ、地域エネルギーの一元管理を行ろ。