アルプス電気がタッチパネル事業拡大 薄型•高透過率低コスト強みにスマホ向け拡販強化

摘要

アルプス電気は、14年度(15年3月期)もタッチパネル事業で積極的な拡大を目指す。新技術を週用した薄型静電容量方式タッチパネルなどを強みに、スマホ市場での拡贩強化を継続する。車載用など非スマホ向けの新市場開拓も促進する。同社のタッチパネル事業は、スマホなどのモバイル端末向けの中小型静電容量方式タッチパネルを主体に展開している。スマホ用に、従来の外付け用静電容量方式タッチパネルと比較し、半分以下の薄型化を実現した新構造のF2センサーによる静電容量方式タッチパネルを開発、量産を開始している。従来のディスクリートソリューション(外付け)用FFセンサーはPETフィルムの上にXとYの透明電極をそれぞれ載せて、重ね合わせた2枚構造に対し、F2センサーはそれらを1枚にまとめた構造。1枚のPETフィルムの片側にXとYの透明電極を乗せた構造で、FFセンサーと比較して半分以下の薄さを実現した。