電機関連各社の3月期連結決算 京セラ、売上げ過去最高全事業で増収

摘要

京セラの14年3月期連結決算(米国基準)は、売上高が08年3月期の1兆2904億円を大きく上回り、過去最高の1兆44700億6900万円となった。円安効果で売上高約1400億円、税引前当期純利益290億円押し上げた。山口悟郎社長は「スマホ向け部品の1-3月の生産調整の落ち込みをソーラー、プリンタなどのドキュメントソリューション、切削工具などが追い込みカバーした。全ての事業セグメントで増収だった」と説明。利益も「増収効果、原価低減、生産性向上により部品事業、機器事業ともに前期比大幅増益となった」と述べた。