モバイルAP、2ケタ伸長 今後5年間、需要拡大へ

摘要

米調査会社ストラテジー•アナリテイクスは9日、スマホおよびタブレット用アプリケーション•プロセッサ(AP)の今後5年間の世界市場見通しを発表した。両市場向けともに、旺盛な需要を背景に年平均2珩伸長が見込まれている。スマホ用AP市湯は13-18年の間、年平均成長率(CAGR)10.8%で拡大し、18年の売上高は300億ドルに達する見通し。LTEーアドバンスト、64ビットマルチコア、先進の半導体プロセス技術などが押し上げ要因になるとしている。単体のAPの普及率は、12年の38%から18年は28%まで縮小。今後は通信機能をつかさどるべースバンドチップを統合したシステムオンチップ(SoC)が大多数を占め、米クアルコムやブロードコム、マーベル、台湾メディアテック(聯発)、中国のスプレッドトラム(展訊)などが大いにその恩恵を受けるとした。