主要電機各社4-12月連結総じて好調に推移計画達成へ最後の追い込み

摘要

主要電機各社の18年3月期第3四半期(17年月)連結決算は、世界経済の緩やかな回復や円安などにより好調に推移したところが目立った。事業構造改革や成長事業の拡大に向けた事業ポートフォリオの見直しも着実に進んできた。日立製作所や三菱電機、ソニーは利益項目で過去最高を計上したほか、構造改革を進めてきたシャープやNECは前年の赤字から黒字に転換した。第2四半期に続き通期業績見通しを上方修正したところも多く、計画達成に向け最後の追い込みをかける構えだ。