主要電機各社4-9月連結市場の緩やかな拡大で総じて好調構造改革も着実に進む円安も追い風

摘要

主要電機各社の18年3月期第2四半期(17年4-9月)連結決算は、世界の市場環境が全体的に緩やかに拡大していることと、円安などによる為替の好影響も追い風になり好調に推移した。事業ポートフォリオの見直しをはじめとした構造改革も着実に進んでおり、収益基盤ができつつあるとの声も出ている。円安傾向が続いていることから下期の想定レートを見直す企業が多く、上半期の好業績とあわせ通期業績見通しを上方修正したところが目立った。