2018年のエレクトロニクス産業経済成長追い風に堅調推移IoTやAI活用デジタル技術実装進む

摘要

18年のエレクトロニクス産業は、地政学的リスクはあるものの世界経済の成長を追い風に拡犬し堅調に推移しそうだ。今年はIoTやAI(人工知能)などを活用したデジタル技術の実装がさらに進み、生産性向上やイノべーションの創出などが活発化するとみられる。家電市場は12月の4K·8K実用放送スタートを受け関連市場が拡大するほか、高価値製品の販売で需要を取り込んでいく。電子部品·デバイス関連は自動車、産機/社会インフラの高度化に伴う製品開発などで成長を目指す。情報通信関連はデジタルトランスフォーメーションをキーワードに技術やサービスを提案する構えだ。18年の電子情報産業における日系企業の世界生産見通しは前年比2%増を予測(JEITA)している。