電気計測器業界自動計測システム提案やソリューションを強化

摘要

電気計測器業界は20年、次世代高速通信規格5G、高速光通信を中心とした通信、IoT、「CASE」をキーワードとする自動車、スマートファクトリーの実現に向けた生産自動化.省人化、さらにはアジアなど海外市場を成長分野に掲げて、自動計測に向けたシステム提案やソリューション事業を強化する。日本電気計測器工業会(JEMIMA、西島剛志会長)の電気計測器の23年度までの中期見通しによると、20年度以降の電気計測器(電気測定器、PA計測制御機器、電力量計、環境計測器•放射線計測器、半導体•IC測定器、電子応用計測器•FA用計測制御機器)の需要は、国内外で始まった5G関連ビジネス、自動運転技術の研究開発への設備投資、化学分野での新素材、機械分野での二次電池などの需要が期待されると予測し、全体(国内+輸出)で23年度に6189億円を見込む。