タカトリ、減収減益9月期連結

摘要

タカトリの19年9月期連結決算は、売上高が前年比約20億円減となり、営業損益は赤字、経常利益、当期純利益は大幅減益となった。岡島史幸常務取締役管理本部長は「ディスプレイ製造装置は液晶向けで中国ローカルメーカーが低価格で打ち出し、非常に厳しい状況だった。新規設備投資より既存機の改造がみられ、新しい装置の販売は苦戦した。半導体製造機器は全体的に押し上げ、堅調に推移し前期をクリアした。マルチワイヤーソーは期待のLED、パワーデバイスが米中貿易摩擦により生産調整、在庫調整で設備投資の延期、見直しが行われ非常に苦戦した。繊維機器は前期に比べ持ち直した。医療機器はまだまだ種まきだ」と説明した。