ミリ波

摘要

IoT技術の総合展「ET&IoT Technology2019」が横浜市のパシフィコ横浜で、20日から開催されている▼様々な機器や装置の制御をコンピュータに行わせるシステム開発を、以前は組込み(Embedded)技術と呼んでいたが、ETとIoTの融合といった方が通りがよい▼組込み産業は、幅広い分野のあらゆる課題をET&IoTで解決する重要な役割を果たしている。今回は初日から多くの来場者が訪れてにぎわつている。技術やサービスの未来を見せる"フューチャーデザインパビリオン"と台湾企業も参加している"スタートアップパビリオン"が人気だ▼"フューチャー"はモビリティ、エネルギー、5G×ローカル5G、エッジAI、AIロボティクスの未来を見せ、"スタートアップ"は創意工夫を凝らした斬新な技術とソリューションを訴求している▼台湾からは、5月末に台北で行われた"COMPUTEX2019 Inno VEX"で注目を集めた15社が参加しており、3D LiDARとミリ波レーダーを組み合わせた"AI看護システム"などを出展。AI活用の交通監視システムもかわいらしい意匠で台湾風だ。会期は明日まで。見逃せない。