海外主要半導体企業10-12月業績メモリーなど低迷で半数近く減収5G商用化など追い風今年後半には回復期待

摘要

16年後半から好調が続いていた世界の半導体市場。一時は需要が長期的に拡大し続ける「スーパーサイクル」に入ったとの見方もあったが、18年後半からは減速傾向が鮮明となった。スマホ販売の低迷やデータセンター(DC)向け投資の減速でメモリーを中心に需要が落ち込んだことが原因だ。短期的には低迷が続くものの次世代移動通信5Gの商用化などが追い風となり、19年後半には回復基調に転じるとの見方が多い。