ミリ波

摘要

組込みソフトという言葉が使われた時期があった。電子機器に組み込むソフトウェアのこと▼超単純な電池でランプを光らせる懐中電灯やモーターを回すだけのひげ剃りのよろなモノ以外は、全てソフトで動作させている。ソフトを制作する企業はセットメーカーの下請け的な扱いを受けていたこともあったが変化している▼IoT=組込みソフトといっても良いだろう。今や時代の籠児で、業界団体の組込みシステム技術協会の活動も活発。14日から16日までパシフィコ横浜で「Enbedded Technology2018」と「IoTTechnology2018」が開かれる▼協会は「ET. IoT展は大きく変わる」と強調。より現場に近いエッジ側の組込み技術が求められているようで「IoTの新潮流をキャッチアップした、エッジテクノロジー総合展に進化する」とアナウンスしている▼ソフトは難解。エッジ側なら製品の動作を見ながら理解することは可能。自動運転者AI搭載実車のほか、従来なかった新発想の製品やソリューションを開発した国内外のスタートアップ企業が多数集結。「IoTの今ではなく未来を見せる」と主催者は張り切っている。見せていただころ。