北海道の高断熱・高気密住宅におけるセントラル暖房システムの運転実態に関する調査

摘要

本調査では，寒冷地に建つ平成4年の省エネルギー基準の性能をrn上回る高断熱・高気密住宅における住宅性能及び暖房システムの実rn測調査を行い，以下の結果が得られた。rn（1）実測住宅の相当隙間面積rn鉄骨造は一般に構法上気密性能を確保することが難しいが、本調rn査で測定した相当隙間面積においてもツーバイフォー構造のD邸がrn0.33cm~2/m~2、在来木造のA邸，B邸が1.1～1.7cm~2/m~2であったのにrn対し，鉄骨造のE邸は3.2cm~2/m~2と大きかった。今後，様々な工夫rnにより気密性能を向上させる必要がある。ただし，気密性能の高いrn住宅においても換気量の確保が必要であり，多量のエネルギー消費rnが予想されることから，熱交換換気などの省エネルギー手法の採用rnが欠かせない。