前年同月比で7.9%の増加台湾経済部20年1〜9月のプリント基板の出荷額

摘要

台湾経済部(MOEA：Ministry of Economic Affairs)は、2020年における台湾プリント基板産業の生産額は、3000億台湾ドル(107億米ドル)を超えると予測している。2020年1〜9月までの出荷額は、前年同期比7.9%増の2273億台湾ドルに達した。この成長の主な要因は、新型コロナウィルスのパンデミック対策としての外出自粛により、サーバー、通信機器、ノートプックPCなどの需要が増大したことである。1〜9月における硬質プリント基板およびフレキシブル基板の生産額合計は、前年同期比2.4%増の1091億台湾ドルに達し、台湾プリント基板産業全体の48.0%を占めた。ICサブストレートの生産額は、前年同期比25.6%増の711億台湾ドルで全体の31.3%を占め、残りの20%はプリント基板用材料およびコンポーネン卜であった。