小径エンドミルの回転振れ軌跡と切れ刃プロファイルに基づく加工面性状の推定(第1報)

摘要

金型は高い面品位が求められるため，金型加工においては，切削rn加工後に磨きを行うことが通例となっているが，近年，磨き工程をrn簡略化するために，エンドミル加工においてマイクロメートルオーrnダの加工面性状が要求されている．エンドミル加工の加工精度を向rn上させる一つの手段として，切削シミュレーションを用いた切削条rn件および工具経路の最適化が挙げられる．エンドミル加工をモデルrn化して切削シミュレーションを行うことで，加工精度，加工面精度rnおよび切削抵抗を事前に推定し，これらの結果をNCデータに反映rnさせることで，エンドミル加工の高精度化および高効率化を狙うもrnのである．切削シミュレーションを用いた加工精度の向上には，rn切削現象をより忠実に再現したモデルが必要不可欠となる．