バイオプラスチックを強靭化する自己組織型の3層構造ナノフィラー

摘要

ナノサイズのシリカ（酸化ケイ素）rnや粘土鉱物（層状ケイ酸塩）等の無機rn物の微粒子（ナノ粒子）をマトリックrnスのポリマー（樹脂等）の中で分散さrnせた，いわゆるナノコンポジットが注rn目されている．これらは図1に示すよrnうに，有機シリコン化合物のゾルゲルrn法や，粘土鉱物の層間の有機処理などrnによって形成される．そして，これらrnのナノ粒子によって，従来サイズの無rn機系フィラーには実現できない低い添rn加量（数%）で，ポリマーの剛性（弾rn性率）や耐熱性（耐熱変形性）が大幅rnに改善できることが数多く報告されてrnいる．