「プラントエンジニア」とJIPMの歩み、そしてこれから

摘要

「プラントエンジニア」が創刊された1969年は、日本能率協会•設備管理部会が発展的に解消し、日本プラントエンジニア協会が発足、新しい設備管理技術の普及•啓発が本格的にスタートした年でもあります。この際の協会発足までの経縛、協会の掲げた目的等について振り返っていただければと思います。中嶋 まず、協会発足までの経緯と、掲げた目的についてお話ししましょう。PM(Preventlve Maintenance)が日本で最初に導人されたのは1951年のことです。その後、1958年に、ジョージ•スミス氏がPM指導に来日し、私がコーディネータとして同行しました。これがきっかけで、彼がAIPE(American Institute of Plant Engineers)の創立者であり初代会長のリチャード•モリス氏を紹介してくれ、モリス氏から日本での「プラントエンジニア」の組織化を進められました。AIPEは、毎年、ショー•アンド•カンファレンスを開催し、これが設備管理技術の向上、 PMの普及に役立っているとのことです。