AdS/CFTとDISおよびmulti-parton振幅

摘要

弦理論とQCDとの関連で最近の2つのトピックス：（1）AdS/CFT対応（弦/ゲージ双対性）とDIS，（2）QCD でのmulti-particle振幅の新たな計算法について述べる。 研究会のタイトルの「ハドロン物理と超弦理論の再会」に因んで，このtalkではQCDと弦理論との 関連で最近の2つのトピックスを扱うことにする。1つ目のテーマは，AdS/CFT対応（弦/ゲージ双対 性）と深非弾性散乱で，String理論でゲージ理論のbard behaviorすなわち，エネルギーについてベキ 的振舞いが出せるかという問題を考察する。