福島原発事故による放射線DataのDigital Archiving Digital Archiving of the Data of Radiation due to the Reactor Accident in Fukushima

摘要

福島原発事故によって放出された放射線が各地で測定され、digitalな形で記録されているが、それらのdataは時間が経つにつれて失われつつあり、一刻も早く付随するmetadataを添えて記録•保存できる体制を構築する必要がある。喫緊の重要課題は、測定されたdigital data をしかるべき機関で確実に保存し、その所在を一元的に把握、検索できる仕組みを構築することである。さらにそれらのarchive contentsをなるベく早く永続的な公的機関でlast resortとして保存すべきであると考える。Digital dataのarchivingは若い学問分野であり、解決しなければならない技術的課題が山積しているが、それらを新しい工夫によって解決していくことが求められている。可能な限り全てのdataを網羅し、収集したcontentsは原則として公開すべきである。