幼児施詏における保護者参加型子ども見守りシステムの提案

摘要

近年，核家族化，両保護者が就業する割合の増加などの社会環境の変化に伴い，幼児施設による育rn児活動へのサポートは，保護者にとって不可欠なものとなりつつあり，その内容も多様化している．このようなrn背景下で，幼児施設における子どもの様子を，遠隔地の保護者と保育土間で共有することは重要な課題となってrnいる．そこで，孜々は，保護者と保育士，保護者と子どもとのかかわり合いを支援するシステムとして，遠隔にrn居る保護者が幼児施設における活動へネットワーク経由で関与する方式として，保護者参加型子ども見守りシスrnテム「メルロボ連絡帳システム」を開発した．本システムは，保護者からの電子メールとロボットとをつなぐアrnクションスイッチプラットホーム（AcSP）とパーソナルロボット“PaPeRo”からなる．本システムは，電子メーrnルに応じてPaPeRoが子どもとのインタラクションを行い，その様子を遠隔地の保護者へ送信するメルロボ機能rnと，AcSP上へ蓄積された子どもの画像をブログとして活用可能とするロボ連絡帳機能を有する．本システムをrn2幼児施設へ持参し，12姐の親子と保育士に利用してもらった結果に関して報告を行う．幼児施設における提案rnシステムの活用事例や，保護者や保育士から得たシステムに関する評価に関して報告し，本システムの今後の改rn良に関して考察を行う．