実行している組込みソフトウエアの動きを可視化シンカレな手法が品質向上と開発効率化に威力

摘要

大規模化と複雑化の一途を辿る組込みソフトウエア。その一方で多くの現場が開発期間の短縮を迫られている。これらの相反する問題を同時に解決することを目指して、組込みソフトウエアのハートランド・データ（本社：栃木県足利市）が開発したのが「動的テスト・ツールDTlO」である。ターゲット上で動作している組込みソフトウエアの動きを可視化するツールだ。同ツールが提供する新機軸のテスト手法は、組込みソフトウエアの品質向上と開発期間短縮に貢献する。1982年に創業したハートランド・データは、ソフトウエアの受託開発、組込みシステムを基にしたソリューション、組込みシステム開発向けテスト・ツールの大きく≡つを柱に事業 を展開している。同社が2009年から発売している「動的テスト・ツールDT10」は、通信ラインモニタ「DataCatcherシリーズ」に続く同社のテスト・ツールの第二弾に当たる。