ル・コルビュジェ「東方への旅」を旅する

摘要

ル・コルビュジェは，シャルル・エドゥアール・ジャンヌレという本名を名乗っていた青年期（23～24歳）に半年間，東方へ旅をしている．この展覧会では，1911年5月ドイツから出発し，中欧を経て，トルコ，ギリシア，イタリアを巡り，スイスへ帰ってくるまでの旅程を，ル・コルビュジェの『東方への旅』（鹿島出版，1979年）と『今日の装飾芸術』（同，1966年）からの文章と各地の写真を組み合わせて展示する．