ポストコロナにおける都市·地域の展望

摘要

去る2月18日，日建設計とパシフィックコンサルタンッの主催により「ポストコロナにおける都市·地域の展望」がオンラインで行われた.第1部は両社の若手ワーキンクメンバーにより「都市の魅力再考」「働き方·住み方」「パブリックスペース」「移動·モビリティ」「防災·リスク管理」「環境·エネルギー」「スマート·デジタル」「新しい都市の担い手」の8つの提言を発表.第2部では林千晶氏をモデレーターに迎え，大松敦氏(日建設計社長)と重永智之氏(パシフィックコンサルタンツ社長）のディスカッションが行われた.ポストコロナは単純にこれまでの状況に戻ることはないと，都市や才フィスのあり方を事例に語る両者.このィベントも長年渋谷などの都市の複雑な課題を解決するために建築や土木の垣根を越えて協働する中で実現.ディスカッションでも領域の垣根を越えた協働の必要性が説かれた.コロナ禍によりすでに起きていた変化，起きるべき変化が顕在化した.それにどう対応していくかというヒントが散りばめられていた.今回のイベントは，昨年，両社が共同で進めてきたワーキングの成果発表として行われ.約2,000名を超える視聴者が登録した.（両社のユーチューブ公式アカウントより視聴ができる.)