月评

摘要

8月号は2月号に続いて居住施設の特集ですが，率直に言って作品も誌面も低調でした.おそらく設計者も編集者も，今日注目に値する「建築作品」とはどういう建物のことなのか，分からなくなっているという印象です.でも注目すべき「建築作品」というのは難しい話ではなく，単に「前例のない建物」「創造的な建物」のことなのです.創造的なアイデアを出すように設計作業なり編集作業なりをすれば，ちつと非凡な作品が出てくるし，注目すべき雑誌もつくれます.まずは設計者の皆さhに.前例主義(今日量産されている近代建築)とは異なる創造的な居住施設を.ひとつでも多く実現してほしいです.