大成建設技術センター次世代研究開発棟

摘要

大成建設技術センターに現存する材料実験棟の増改修工事である.従前の施設は，設備機能の劣化や実験スペースの不足が新たな研究開発ニーズへの対応を妨げており，フレキシブルで健康的な実験環境などイノベーションを促す機能性，空間性に乏しい状態であった.また，低炭素社会の構築という世界的な潮流と離反し，消費エネルギーは増加傾向にあった.